主食等
玄米食必須
ダイエットの際、最も実行していただきたいことは、普通一番量を食べるという点から、主食に玄米を食べる事です。
皆様が普通に、極く当たり前に所与のものとして食べている白米ですが、残念ながら白米は全く良くありません。この白米を食することが肥満の大きな原因の一つ、あるいは肥満の最大の原因と言っても過言ではありません。
もともとは、収穫した米のもみ殻を摂っただけの玄米をそのまま食べるのではなく、柔らかく、美味しく食べるために精米して白米にしますが、その時に、ぬかを捨て、大切なビタミン、ミネラル、食物繊維を失ってしまっているからです。その為白米は玄米に較べ、ミネラル、ビタミンは約3分の1、食物繊維に至っては約6分の1の栄養しかありません。
カロリーはほぼ同じなので必要な栄養素を供給するためには、白米を玄米の3倍から6倍食べなければならないのです。
白米を食べると、お腹が一時的に満足しても、栄養不足のため、少し経つと、もっと何か食べたくなります。一方で玄米食なら、身体が満足し、お腹が減りません。
また、血糖値が急に下がる時にも空腹感を感じやすいのですが、白米を食べると血糖値が急上昇し、そして急に下がる特性を持っていますので、二重に空腹感を感じやすいのです。
従って、食べます。食べれば当然太ります。
従って、玄米はしっかり食べてください。むしろ今まで食べていた白米の量より、沢山食べていただいて結構です。
良くありがちな間違いは、玄米が白米の3倍以上の栄養があるのなら、玄米を白米の3分の1以下に減らそうとする方がいらっしゃいます。これは全然違います。何でも減らせば良いという訳ではありません。
減らすべきものは他に沢山あります。肉・ハム・ソーセージ・卵・乳製品などです。そして、白いパン・お菓子・あまいジュース等です。
当お腹の空かないダイエットはこのことに注目し、玄米食必須、全粒粉、野菜、海藻、果物の優先摂取で食べ過ぎを防ぎます。
こうした食事をすると、充分な栄養が供給されるだけでなく、だんだんと腸内フローラの働きも活発になり摂取カロリーがより少なくて済むようになります。
恐らく男性で1,000キロカロリー、女性で800キロカロリー前後の摂取で生存的には十分です。健康度も上昇します。お腹も減りません。
勿論この食事だけでは栄養学的には十分なものの、それだけでは食事の楽しみ、あるいは食文化の享受といった点等からは全く不十分で、必ずしもストイックにやる必要はまったくありません。偉そうに本文を書いている当お腹の空かないダイエット代表の私でさえ、1日にだいたい1,300キロカロリーを摂取しており、1,000キロカロリーの食事は、無理です。人によって違いますが、時間をかけ、自分に可能な範囲で少しずつ近づいていただければ良いと思います。
しかし基本的な知識としてこうしたことを是非押さえて戴きたいと思います。
肥満気味の貴方が太っているのは、食欲に負け、節制、自己管理ができず、精神的にも弱く、そして自堕落な貴方のせいではありません。こうした食事の正しい知識が無いだけです。
お腹の空かないダイエット代表の私も勿論玄米を食べていますが、白米と玄米とどちらが美味しいかと問われれば、美味しさの点だけで言えば白米の方でしょう。
しかし単に痩せる、と言う意味だけでなく、体調の良さ、精神面の安寧、病気予防、そして便秘予防の等から総合勘案して玄米を食べています。 また、玄米を上手に炊けば、不味いものをイヤイヤ食べている、という感じは全くありません。
○玄米の炊き方をご存じない方も多くいらっしゃいますので、ここで簡単にその炊き方を申し上げます。
・玄米炊きの機能がついている炊飯器の場合はその指示どおりで良いです。白米と較べて炊きあがりに相当時間がかかります。
・玄米炊きの機能がついていない炊飯器の場合は、水加減は白米に較べて1.5倍~1.8倍とかなり多めにします。また、水に浸しておく時間は5~10時間と長めです。
これらをしないで白米と同じように炊いたのでは、「固くて不味くて食べられない」のも当たり前です。
・玄米は、最初は2~3㎏の試し買いで良いかと思われます。お米屋さんでも売ってないお店もあるようですが、スーパー等どこにもない時には少し高いですが発芽玄米でも良いです。ただし玄米とは炊き方が異なりますのでご注意願います。何とか、食べられそうであれば、是非、本格的に、毎日食べていただきたいと思います。
・玄米は炊く時間が白米の倍以上かかる場合が多いです。また、水に浸しておく時間も長めです。従って、食事の用意も大変なので、必ずしも毎食炊く必要はないかもしれません。食事の用意の省力化も考えてもいいと思います。私の例で言えば、玄米を炊くのは1日1食で、後はその残りを冷ご飯、あるいは軽く温めて、頂戴します。昼は麺類(全粒粉)が多いです。
○お一人暮らしの方は自分の食事だけ考えれば良いのですが、同居ご家族様がいらっしゃる場合、玄米食はダイエットだけでなく健康にもとても良いので、できればご家族様を巻き込んで、一緒に玄米を食べる事をお勧めいたします。しかし、ご家族様が白米を好み、玄米食の同意が得られない場合も多いかと思われますが、そうした場合は、色々知恵を出しましょう。次のようなやり方もあります。
・新たに炊飯器を買って、会員様専用の玄米を炊く。
・玄米をあらかじめ多めに炊いておき、ご家族様は白米を食べても、会員様はその玄米を温めなおしたりして食べる。
等です。
玄米を食べられる方は、大なり小なり、ほぼ確実にダイエット出来ました。ホント、簡単です。
玄米を食べないでダイエットしようとする方は、相当自分を律しなければならず、なかなか難しいようです。
ダイエットに玄米食は必須と言うのが、粋な女のダイエットの考え方です。
無肥料、無農薬の玄米ですが通信販売で手に入れました。
間違いなく健康にも良いだろうし、私は基本的にはこの玄米を食べます。
しかし値段も良いのです。
5kgで郵送料を入れ、5,000円近くします。
1方、普通の玄米であれば1,750円です。
金銭的に余裕があればこれを食しますが、ちょっと苦しい時は普通の玄米を食する時もあります。
どちらも全粒粉です。
どちらも健康に良いのでお薦めです。
パスタの方はドラックストアのチェーン店で手に入れましたがうどんの方は近くの店では売っていなく通信販売で手に入れました。
うどんの麺そのものは良いのですが、肉うどんとなると、肉が一寸と気になります。
パスタも麺そのものは良いのですが、具には注意が必要です。
そばはダイエットにも健康にも良いと言われていますが、食物繊維が最高レベルで入っていて、お腹の空かないダイエットが、最高に評価している食べ物のひとつです。お薦めです。
しかし、少し注意が必要です。
右側の十割のそばですが、裏の原材料名を見るとそば粉(そば(国産))、食塩となっています。満点です。
ただし、良いものは値段も良いようです。180グラムで548円でした。
左側のそばは630グラムで458円です。大変安いです。
しかし、裏の原材料名を見ると、小麦粉(国内製造)、そば粉(国内製造)、食塩となっています。原材料名は使用した重量の多いものから順に記載することになっていますので、このそばの材料は、そば粉より小麦粉の方が多いことになります。
従って、半分うどんを食べていると言っても良いかもしれません。そしてこちらの方が美味しいかもしれません。
安くて美味しい、の基準だけで選べば、こちらの方が良いでしょう。
ダイエット、健康を加味すれば、違った選択になるかもしれません。
消費者は、事実の正しい情報、認識の上で判断し、選択すべきです。
また、私はそばも好きなので、外食の際にそばを食べる時も多いのですが、ひょっとすると、食べているのは、うどんのようなそばかもしれません。