とても良い本を紹介します。

 当、粋な女のダイエット代表はダイエットも含めた健康関連の本は優に300冊以上読みました。そして、そして自らの身体で検証しながら今も学んでいます。

 会員様は、もちろん何冊も本を読む必要は全然ありません。実践すべきそのエキスは当、粋な女のダイエット代表が会員様個々人に合わせ、コーチいたします。

 

 私が読んだ本の中で、いい本だ、と思ったものを中心として何冊か紹介させていただきます。この短評で、多少参考になるかもしれません。

 また、面白そうだ、と思ったら購入していただくのも大変良いことでしょう。

 

勝間和代著「やせる!」

 

ダイエットの本は、巷、溢れています。そして本によって、全然異なることが書いてあります。

 皆様もご存じの、勝間和代氏(著述家、評論家)もダイエットに関してこの本を書いておられます。

 ダイエットの本は何千冊、何万冊とあるかと思いますが、私が読んだ中では医師、管理栄養士等、専門家も含めての中で、この本が1番読みやすいようです。

 

 彼女の良いところは、例えば「肉が体に良いかどうか」について「肉は体に良い」という本と、「肉は体に悪い」という本を読み比べてどちらが正しいかを自分で考察しています。冷静に、あるいは俯瞰してダイエットをとらえています。

 

 また、当、粋な女のダイエットは野菜、果物を、「食べ過ぎず、しっかり食べたい食品」としていますが、勝間氏も「野菜の食べ過ぎで太った人がいるという話を聞いたことがあるでしょうか?」「果物の食べすぎで太った人がいるという話を聞いたことがあるでしょうか?」と言う表現で、野菜、果物の摂取を勧めています。また、玄米も勧めています。

 

 当、粋な女のダイエットは「食と健康」からスタートし、勝間氏はダイエットそのものからスタートしましたが、考え方が非常に似ている部分が多いです。

 多分、真理の部分が多いので似た部分が多くなったのだと思っております。

 

 当、粋な女のダイエットと考え方がちょっと異なる点もあります。

 

 例えば、勝間氏は運動をとても奨励しておられます。ダイエットに運動は間違いなく良いものではありますが、当、粋な女のダイエットは同じ熱意・熱量でダイエットを行うのであれは、食事に集中した方が良いという考え方です。

 また、勝間氏は、加工食品・食品添加物に関してはあまり触れられてはいらっしゃいません。

 そして、小食についても書いておられません。

 こうした観点から勿論、当、粋な女のダイエットの方が優れていると自負しております。あくまで私の自負だけですが。

 

 当、粋な女のダイエットは自信をもって確かな情報を提供いたします。

  ダイエットに挑戦される人は、この1冊だけでも読まれることも良いかもしれません。

  

T・コリン・キャンベル外著 「チャイナ・スタディー」

 

直接的なダイエットの本ではなく、「食と健康」を考察する本ですが、その点では世界一の本だと思っています。もちろんダイエットにも効果的です。

 

この本を翻訳した、松田麻美子氏の(自然健康・治癒学博士)の訳者からのメッセージの一部をここに紹介します。

『この本は、日本人の命を救う本だと実感しました。第2次世界大戦前までは非常に稀だったガンが、アメリカだけでなく今や日本においても国民病になり、3人に1人を死に追いやる原因となってしまっています。この病気の元凶が、こともあろうに、戦後政府や学校、そして医師や栄養士などが率先して推奨してきた「肉や牛乳の摂取」であることを、キャンベル博士はこの本で証明していました。

 40年余にわたって継続してきた自らの研究と、最近の世界の一流文献の750以上もの裏付けによる、きわめて科学的かつ論理的な論証は、誰にも反論できないと思わせるほどの信頼度を持ち、「これなら病気に苦しむ日本の皆さんを救えるはずだ」と思ったのです。』

 と書いてありました。この本を私は3回読みました。800ページもある本で、大変でしたが本当に素晴らしい本です。

 内容を上手く紹介したいのですが、私の力量ではまとめられないのでその要点を箇条書きすることでその内容を多少なりともお伝えしたいと思います。

  ・プラントベース(植物性食品中心)の食事によりもたらされる効果は、医療行為で用いられている薬や手術よりもはるかに多様性があり、優れている。

 

・心臓病・ガン・糖尿病・脳卒中・高血圧症・関節炎・白内障・アルツハイマー病・ED・そのほかすべての慢性病は、たいがいが予防可能。

 

・重度の心臓病、ある種のやや重いガン、糖尿病、その他いくつかの変性疾患は、食事によって回復可能。

 

・「正しく食べること」は、病気を予防するばかりか、肉体的にも精神的にも健康と幸福感をもたらしてくれる。

 

・カゼインおよびおそらくすべての動物性たんぱく質は、私たちが口にする物の中で、ガンを引き起こすのに最も深く関係している物質かもしれない。

 

・動物性たんぱく質の摂取は、「悪玉コレステロール」の数値を上昇させる。一方、植物性たんぱく質の摂取は、「悪玉コレステロール」の数値を減少させる。

 

・「悪性新生物<腫瘍>、心疾患、脳血管障害その他の病気」の予防、治療には、プラントベースのホールフード(未精製・未加工の食べ物)で構成された食事が良い。

 

 ダイエットだから、健康を無視して良い、という法はありません。健康を前提としてダイエットがあります。当、粋な女のダイエットは何を食べるべきかはこの本に準拠しています。素晴らしい本です。

 

 ただ、ここで、他のコンテンツにも述べていますが、肉が悪いという中身を分析すると

 ① 肉そのものが悪い。

 のか

 ② 肉を加工し、添加物を加えたがための、ハム・ソーセージが悪い。

 のかが述べられておらず、分析されていないようです。

 

 当、粋な女のダイエットの理論は、肉そのものは、食物繊維が含まれていない分、野菜、海藻よりは多少劣るものの、もともと、そんなに悪いものではないのに、それに食品添加物を加え加工した、ハム・ソーセージが悪いのでは、という仮説です。

 また、小食の概念がありません。

 この辺のところの分析がされていません。

 

  

 

石原結實著 『「食べない」健康法』

 

 この本も、直接的なダイエット本ではありません。

 

 小食こそが健康の第1のクスリと、筆者は書いています。

 

『「腹8八分に病なし、腹十二分目に医者足らず」という格言がある。食べすぎはありとあらゆる病気の患者を増やし、いくら医師が増えても、医学が発達しても対処できない症状を招く。

 なぜなら「食べすぎ」は免疫力を低下させるからだ。』

 

 当粋な女のダイエットも、「食べすぎ」は免疫力を低下させるについて完全に同意します。 

 

 スタイル・ルックス等からダイエットを始める方も多いと思われますが、当、粋な女のダイエットのやり方は、スタイル・ルックス等は勿論、病気を防ぎ、健康にもとても良いことです。

 

  

 

エリカ・アンギャㇽ著 「世界一の美女になるダイエット」

 

 世界大会ミス・ユニバースで1位になった森理世、同2位になった知花くららさんらを指導した筆者がその本の「はじめに」で次のように書かれています。

 

 「ダイエットときくと、日本の女性はただやせることをイメージしがちですが、本当は違います。

 ダイエットとは、賢く食べること。何を食べて、何を食べないか。

 それによってあなたは美しくもなれば、美を害することにもなるのです。

 世界の美女はもう知っています。美しくなるには、しっかり食べなくてはならないことを。」

 

 また、この本の中で「肌はあなたの内臓そのものよ」

 つまり、肌は体を包む単なるラッピングのようなものではなく、内臓の鏡です。肌に出てくることは体の中で起こっていることなのです。

 

のくだりが、流石と思いました。

 食の内容はこれも、玄米・野菜・果物等を推奨し、当、粋な女のダイエットととても似ています。

 

 これも良い本です。

 

 ただし、ここでちょっと疑問なのは、この本には「肉」についての記述がないことです。

 もし「肉」がダイエットに良いのであれば当然書くでしょう。

 何故書かないか、その理由は私の想像ですが、スポンサーの関係で肉のことをかけないのでは、と見ています。

  

  

ルイジ・コルナロ著 無病法 極少食の威力

 

 ルネサンス期イタリアの貴族が自分の経験から極少食を書いた本ですが、彼は、歴史的に最も有名な長寿者として知られています。

 

 当、粋な女のダイエットは、この健康に対する「極少食」の考え方を完全に支持しています。「極少食」は当然、ダイエットにも直結します。従って、当、粋な女のダイエットのやり方は、女性の見てくれだけでなく、健康、そして健康美を兼ね備えた美しさ、を希求します。

 

 また、最後に、「1日の総カロリー摂取量が、1000キロカロリーを下回る。それでいて元気溌剌。」と書いてありますが、私も自分の実体験から、その通りだと思われます。

 

 ただし、私の場合ですが、栄養学的にも、健康と言う点からも、1000キロカロリー以下で十分と確信してはいますが、一方で、食の楽しみや、食文化の堪能と言うジャンルもあり、この辺も尊重しており、実行ベースとしては、1日1300キロカロリーぐらいを目標として摂取しています。

 お酒も頂戴しますし、ステーキもケーキも適宜食べています。

 もっと 食を少なくすれば、もっと健康になるような気もしますが、健康になるためだけに生きているわけではないので、ほどほどという現状です。

 なお、以前は、普通に約2500キロカロリー以上、恐らく3000カロリー近くを摂っていた私ですが、今、1300キロカロリーぐらいの摂取で、空腹で苦しい、空腹を我慢している、という概念は全くありません。

  

 この本の内容の一部を紹介させていただきます。

 

  解明されてきた体内の諸要因

 

「極少食」ではさまざまな生理学的要因が相互に連関しあって、体内環境が最善の状態に保たれる。このことが近年、より明らかになってきた。

 

(1)活性酸素

 どんなに良いものを 食べても、エネルギーへの変換の過程で必ず活性酸素が発生する。活性酸素は、細菌などの異物の処理に使わられる意味では有用なのだが、その量がそうした有用性の範囲を超えると、余分な活性酸素が周囲の組織や遺伝子などを傷つける。

  「極少食」では、そうした活性酸素の発生が必要最小限に抑えられる。

 

(2)体内酵素

 食物の消化や組織の代謝(生成・育成)など、体内の化学作用(約5000種類)をつかさどっている体内酵素も、「極少食」ではその消費が格段に抑えられ、最大限効率よく機能する。

 

(3)腸内細菌叢(フローラ)

 腸内細菌叢はホルモン・ビタミン・酵素の産生、蛋白質の合成、血圧や血糖の調整、コレステロールの代謝のほか、免疫細胞の七割が集中している腸との間のやりとりを通して免疫機能に大きく関わるなど、さまざまな生命維持のための重要な働きを担っている。

 肉や砂糖などの摂取した際の、アノイリナーゼ菌はビタミンB1を破壊する。卵の過食は有害物質を生じて、善玉細菌を侵す。

 「極少食」では、過食の場合のような弊害からまぬがれる。当然、有害物質が体内に入る割合も極めて少ない。

 

(4)消化にかかわる問題

 消化には膨大なエネルギーが必要である。つまり、消化は内臓にとっておおきなストレスであり、内臓を疲弊させる。

 「極少食」ではこの弊害がない。

 

 そのほか、血液性状、長寿遺伝子、総合的な実験観察/臨床例からも「極少食」が良い。

 

「極少食」の場合は、1日の総カロリー摂取量が、1000キロカロリーを下回る。それでいて元気溌剌。

 

 

 

鈴木その子著 やせるダイエット革命

 

 氏の名前は、やや年配の方は「美白の女王」で覚えておられる方も多いでしょう。

 この本の主張するするところを少し述べましょう。

 

 「添加物、農薬、抗生物質がダイエットと関係あります。

 生命活動のメカニズムは食事⇒消化吸収⇒活動のエネルギーとする⇒老廃物を体外に出す

となっていますが、それが添加物、農薬、抗生物質のため、バランスを崩して健康をそこなう。」

 

 当、粋な女のダイエットも同じ考えです。

 こうした添加物、農薬、抗生物質が健康を阻害しているのは間違いないと当代表も考えています。

 ところが、こうしたものは、実際にどれくらい摂取したら、どの程度健康に悪いかということが明らかになっていません。添加物の組み合わせ等は全く不明です。

 私はちょっと肌が弱いのですが、食事で時々、急に口の中に「血豆」が出来る時があります。これはだいたい袋に入ったお菓子等の添加物に反応したものと思われます。体に良いわけはありません。

 こうしたものは、最悪、癌、脳卒中、心疾患等にも成りかねない恐れもあります。

こうしたものは、可能な範囲でできるだけ排除したいです。

 

 鈴木その子氏の致命的なミスは、玄米を禁じて白米を推奨していることです。これは完全な誤りです。玄米を食べなくても一定の良い結果を出していますので、そこで玄米を食べ、腹八分の食事にすれば、ものすごい結果が出るかもしれません。

  

藤井浩子著 「本気!」です。

  

 当粋な女のダイエット代表は、自分なりの勉強と、自分の実体験から「ミネラル・ビタミン・食物繊維が足りなければ、体は本能的に 空腹、という形でサインを送るのではないか、また逆に、ミネラル・ビタミン・食物繊維が十分であれば、空腹も感じないという仮説を立てていましたが、実はそうした記述の本は、長年全く見つけることが出来ませんでした。

自分の仮説にはそれなりに自信があるものの、私以外に誰もそうしたことを述べている人が一人もいない中では、声高に言うのもどうかなあと思ってきました。しかし、そんな中で、やっとこの本に出合いました。

 この本の中で著者は、「ダイエットでは、食材にビタミン、ミネラルが不足することで、体は本能的に食事量を多く摂取しようと、いわゆる『過食』をさせてしまうのである。したがって、ビタミン、ミネラルが十分な食事であれば、過食にならず少量で満腹感が生まれるということになるのだ。」と述べられていらっしゃいます。 

 ここに私は、食物繊維を加えて、当、粋な女のダイエットの考え方としました。食物繊維により、腸内フローラをより良くし、ダイエットの手助けをしてもらいます。

 ほぼオリジナルですが、確実に事実でしょう。

 従って、本、粋な女のダイエットのやり方でほぼ確実にダイエットできるかもしれません。

 

 ただし、藤井氏はこうしたミネラル・ビタミンをサプリメントで補っています。これは間違いです。

 

東城百合子著 家庭でできる 自然療法

 

東城先生は2022年2月に逝去されました。享年94歳です。

 

この本と T・コリン・キャンベル外著 「チャイナ・スタディー」の食事の考え方は非常に良く似ています。

 私はこの2冊を全面的に支持しています。

 

私は糖質制限食の手法で70kgから56kgまでダイエット出来ました。

14kg痩せれば十分で、それまでダイエットは糖質制限食が最高だと思っていました。しかしこの本の「肥満症」のとおりやってみたらさらに4kgダイエットできて52kgとなりました。

 また、糖質制限食のやり方よりずっと楽です。数倍は楽です。そして体重だけでなく、精神面も含め体調も絶好調です。多くの点で圧倒的に優っています。

  当、粋な女のダイエットはこの本もベースにしています。